2016 Mリーグ 3位決定戦
2016Mリーグの3位決定戦、韮崎と帝京第三の試合は、韮崎キックオフで始まった。
立ち上がり1分、韮崎が自陣深い位置でFKを得るとキッカーはDF3風間、トップ下のMF10藤島経由でMF9長田に繋がり、ファーストシュートを放つ。しかし帝京第三GK1宮後の正面。
逆に帝京第三は、4分に左CKを得た。
左CKからのボールを、韮崎GK1小澤がボールを弾き、右CKとなる。
これを帝京第三MF7下田が綺麗に頭で合わせ、韮崎ゴールネットを揺らした。
その後は、お互い攻守の攻防を繰り広げた。
26分、帝京第三はFW11橋村がハーフライン付近でボールを奪うと、そのままドリブルで駆け上がりシュートを放つが、ゴールを捉えられない。
一方、韮崎は29分FK、これは帝京第三GK1宮後が危なげなくキャチ。
その2分後の33分、ついに韮崎が追いついた。
FW11手塚が左バイタル付近でボールを受けるとそのままドリブルで切れ込み中に折り返すと、
フォアにMF8原田が走り込みゴール左に流し込んだ。
帝京第三のバランスがとれていたDF陣の一瞬の乱れを見逃さなかった。
帝京第三は、37分39分と立て続けにCKを得たが、得点には結びつかない。
1-1のまま後半突入。
追加点を欲しい両校。
立ち上がり5分、韮崎FW11手塚が倒され、FKを得るも決定機にならず。
7分には韮崎MF6矢崎がミドルシュートを狙うも、帝京第三GK1宮後の正面。
この時間あたりから、韮崎が厚い攻撃を見せ始める。
帝京第三は、前半多用していたサイドからの攻撃が、少なくなってきた。
12分にも韮崎は、左からFW11手塚がゴール前にボールを入れ、MF9長田が合わせに行くなど、帝京第三のゴールを脅かす。
一方、帝京第三もDF2大野が左サイドからクロスを入れ、追加点を狙いに行くが、中で合わすことが出来ない。
1-1で迎えた後半20分、韮崎MF8原田が右サイドがらドリブルで仕掛け、ペナルティーエリアに進入した所を倒されPKを獲た。
キッカーはMF8原田、落ち着いてゴール中央上にボールを叩き込んだ。
これで2-1とし韮崎が勝ち越した。
後半、上手くリズムに乗れない帝京第三だったが、28分左ペナ付近でFKを獲た。
これを直接狙うが、韮崎GK1小澤が足で跳ね返した。
こぼれたボールをもみ合う中、帝京第三DF5根岸がシュートを放ち、再び同点に追いついた。
しかし、その2分後、今度は韮崎が、ハーフライン付近でFKを得ると、キッカーはDF3風間、蹴ったボールは、右サイドに、それをゴール前に折り返した所を、MF6矢崎が上手く飛び込み逆転となる3点目を挙げた。
その後も帝京第三は、韮崎ゴールを目指すが惜しくもタイムアップとなり、韮崎が勝利した。
