高校サッカー・努力や可能性を大切にしている人たち
高校サッカー・努力や可能性を大切にしている人たち
自信を失った人の中には、自分を守るために、自分以下を作る努力をする人がいます。
人を見下したり、評論したりします。
それは、「差別」の元になると思います。
人の努力を邪魔する人もいます。
こういう人たちは、自分を「普通」で防御し、「普通じゃない」ことを攻撃します。
人の努力や可能性を否定します。
自分のやりたいことに向かって、頑張っている人が、そういう人に関わると、ものすごく凹まされてしまうことがあります。
でも、なかには負けないで、「いつか見返してやる!」とがんばる人もいます。
でも、実は、そういう人を見返すのは不可能です。
だって、そういう人は、正しい評価なんてできないし、する気もありません。
そういう人は「自分以下を作りたい」だけです。
だから、どんなにがんばっても努力しても、否定されるだけです。
だから、努力を否定する人や、可能性を否定する人の言うことで、傷ついたり、苦しんだりするのは、無駄です。
と、わかっていても、苦しいものは苦しいです。
悲しいし、悔しいです。
そういうときは、努力や可能性を大切にしてる人たちと関わることが一番です。
自分は一人ぼっちじゃないんだ。
自分はおかしくないんだ。
ということを、感じられたら、安心できます。
残念ながら、自信と可能性をうばわれた人はかなり多いです。
だから、普通にしていたら、そういう人としか出会えない可能性が高いです。
少しの勇気を出して、がんばる人たちに会いに行くといいです。
この世のどこかに、必ず、支えてくれる人がいます。
その経験を経たら、きっと、今度は、支える人になれると思います。
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昨年お会いさせていただいた植松電機社長の植松努さんのSNSに書かれていた文章の一部を植松さんに了承の上転載させていただきました。
植松努さんからはいつもエネルギーをいただいております。
植松さんは昨年こんな事も言っていました。
ロケットを作りたいと先生に言ったら
「どうせ無理」と小学校の時に先生に言われたそうです。
「宇宙とかロケット作る人は、東大でも1,2番に優秀でお金もかかるもの」
「成績の悪いお前なんかにできるわけがない」
「それよりもまずは勉強して、良い大学に入って、良い会社に入らないと楽できないぞ」
ロケットの事も宇宙の事も知っている人ならそんなことは言わないでしょう。
そもそも勉強することは楽をするためではないし、会社に入るのも楽をするためではないです。
と言っていました。
植松さんは地元大学卒業後、会社員を経て小型ロケットの打ち上げに成功、宇宙研究開発機構JAXAと共同で打ち上げ事業も行ったそうです。
ラクをするということほど苦痛はありません。
きっと一日が退屈です。
溜まった水が腐ってしまうのと一緒です。
汗をかくから、頭を使うから、疲れるから、ご飯も美味しいし(ビールも美味しい!)、風呂に入るのも気持ち良いし、熟睡もできます。
高校サッカー部でBチームの選手が監督さんに「僕はプロを諦めていません」と言ったら、「Aチームの選手ですらプロになれないのにお前には無理だ」と一笑されるかもしれません。
キングカズこと三浦知良さんやマリナーズのイチローさんに「僕はプロを諦めていません」と言ったら、「諦めるな、君が本気ならチャンスは来るぞ」と言ってくれると思います。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「どうせ無理」とは言いません。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「相手と自分」を比べません。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「楽」をしたいと考えません。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「終点」がありません。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「内容や過程」にこだわります。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「人生を楽しんで」います。
努力や可能性を大切にしている人たちは、「様々な所」で活躍しています。
白州米の望月さん、八ヶ岳でワイン醸造に挑戦している小牧さん、クラブチームを立ち上げて奮闘している若き友人。沢山のOB達。
努力や可能性を大切にしている人は有名人だけではないのです。
身近にいることも忘れないでください。
高校生のみなさん。
努力や可能性を大切にしてください。
あなたを否定する人は努力や可能性を大切にしていない人達です。
日々可能性を信じて、努力をしていれば自然と一生涯の仲間と出会えます。
人生の素晴らしさを感じられると思います。
楽する人生よりも、楽しい人生の方が素敵です。

「僕は子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成してきているという自負がある。
アメリカに行くときも『首位打者になってみたい』(と言って)そんな時も笑われた。でもそれも二回達成した。
常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史が僕の中にあって、これからもそれを達成していきたい」
マリナーズ・イチロー選手 2016.6.15通算4257安打達成記者会見にて
