令和4年度 第74回県高校サッカー競技兼関東大会予選 2日目
令和4年度 第74回県高校サッカー競技兼関東大会予選の2日目が、令和4年5月1日(日)に初狩憩いの公園、東海大甲府サッカーグランド、長坂総合スポーツ公園、帝京第三サッカーグランドの4会場で、2回戦8試合が行われた。
大会初日、雨の中の開幕となった為、2日目には、良い天候の中と願っていたが、雨が時折降りだす状況下となった。

東海大甲府サッカーグランドの第1試合、大会初日に農林との試合で延長戦の末、競り勝ち2回戦に進んだ甲斐清和と大会2日目の2回戦が初戦となる東海大甲府の試合が行われた。
試合は前半立ち上がりから東海大甲府が、猛攻を仕掛ける。そして前半2分、東海大甲府が中央から先制点を甲斐清和ゴールに突き刺した。その後も東海大甲府ペースで試合が進み、7得点を上げた。守備に殆どの時間を費やすことになった甲斐清和は前半38分、東海大甲府の一瞬の隙を突きカウンターを仕掛ける。これに飛び出した東海大甲府GKがハンドのファールを取られ、甲斐清和がFKのチャンスを獲た。しかし、これは決定機に繋げる事が出来なかった。

後半に入っても、東海大甲府の攻撃は、緩める事なく甲斐清和に襲いかかった。東海大甲府が得点を積み上げていく中、甲斐清和も常に1点を取りに行く姿勢を崩さなかった。
後半16分には甲斐清和が、前がかりになっていた東海大甲府のDFの裏へカウンターで攻め込みシュートを放った。しかし、ボールは惜しくも枠を捉える事が出来ず、得点を上げることが出来なかった。東海大甲府の攻撃は試合終了まで緩まることはなく、後半に12点を奪い、甲斐清和に圧勝し3回戦に駒を進めた。

この試合途中に、東海大甲府の応援スタンドで、相手選手のミスを微笑するような場面があった。試合終了後、応援スタンドに挨拶をしに来たピッチ上の東海大甲府の選手が、東海大甲府の応援スタンドに向かい、「相手選手のプレーを笑うな!」と喝をいれた。
どんな相手に対しても、全力で立ち向かい、全力でリスペクトする、そんな姿をこの選手から見ることが出来た。
令和4年度 第74回県高校サッカー競技兼関東大会予選 2日目
【2回戦】
富士北稜 0-7 甲府東
日川 0-6 甲府工業
甲斐清和 0-19 東海大甲府
吉田 0-9 笛吹
北杜 4-0 巨摩
甲府昭和 0-1 甲府城西
青洲 0-6 帝京第三
白根 2-0 甲府第一
