山梨県 トピックス 第100回全国高等学校サッカー選手権大会山梨県大会 2日目

第100回全国高等学校サッカー選手権大会山梨県大会 2日目

2021.10.11

第100回全国高等学校サッカー選手権大会山梨県大会 2日目が、令和3年10月9日(土)に、2回戦8試合が、4会場で行われた。
開幕初日と同様、県内は晴れ渡り、ベストコンディションとなった。

2回戦、東海大甲府と笛吹の試合、甲府東のキックオフで始まった。甲府東は、先週の開幕戦で1回戦を戦い、塩山に6-0で快勝して、2回戦に駒を進めてきた。
一方の笛吹は、この2回戦が今大会の初戦となった。
試合前半1分、甲府東がコーナッキクを獲得、チャンスを迎えた。
しかし、笛吹のGK1 武居のパンチングにより、決定機にはならず。両校とも試合立ち上がりとあって、ロングボールを多用しながら、ゴールを目指す。

試合のファーストシュートは、前半8分、甲府東MF6堀内が、胸トラップからのシュートを見せた。
17分には、左からのクロスを甲府東FW10水上が頭で合わせ、笛吹ゴールを脅かす。
試合の流れは、セカンドボールへのアプローチが速い甲府東が、やや優勢に試合を進めた。

一方の笛吹は、前半26分に右クロスを、中央にいたFW9芦川が甲府東DFと競りながら、甲府東のゴールを狙うが
惜しくもゴールポストに阻まれ、得点ならず。
これを機に、流れが笛吹に傾いてきた。38分にも、笛吹FW10都倉が、左から中央へドリブルで切り込み、そのままシュートを放った。このボールは、惜しくも甲府東GK1櫻井の正面。

前半残り時間もなくなった39分、アタッキングサード左に入った付近から甲府東がシュートを放ち、ボールは笛吹ゴールの右ポストをかすめ、ゴールネットを揺らした。
これで、甲府東が1-0でリード、前半を終えた。

後半にはいり、次第に笛吹のチャンスを作る場面が増えてきた。
前半には、セカンドボールを高い確率で拾えていた甲府東だったが、連戦の疲れもあるのか、徐々に笛吹が試合の流れを引き寄せていき、後半33分、遂に同点に追いついた。

試合は、今大会初の延長戦へともつれ込んだ。
同点ゴールで、勢いに乗った笛吹は、延長前半1分、FW10都倉が中央付近から、シュートを放つ。
これは、甲府東GK1櫻井がセーブ、7分には、右コーナーキックから、甲府東ゴール前での混戦から、笛吹がシュートを放つも、甲府東GK1櫻井が、再びゴールを阻止。
そして10分、延長前半終了間際に、笛吹FW10都倉が、スピードあるドリブルを左サイドから仕掛け、そのままカットイン、甲府東DFも何とかついていくが、入れ替わる際に接触、笛吹FW10都倉が倒され、これがPKの判定となった。これを落ち着いて決め、遂に2-1と笛吹がリードを奪った。

甲府東も延長後半8分に、左からのクロスを、1回戦で得点を決めているFW11松川が右足であわせるも、ボールは、笛吹ゴールを捉えきれなかった。その後、試合終了のホイッスルが鳴り、笛吹が甲府東に延長の末、2-1とし3回戦に駒を進めた。

その他の試合は、甲府商業、北杜、甲府城西、韮崎工業、都留、市川・青洲・峡南、東海大甲府が、3回戦進出を決めた。

第100回全国高等学校サッカー選手権大会山梨県大会 2日目 結果

【2回戦】
富士北稜 0-5 甲府商業
白根 1-5 北杜
富士河口湖 0-1 甲府城西
韮崎工業 1-0 甲府昭和
都留 5-1 甲府西
日川 0-1 市川・青洲・峡南
東海大甲府 11-0 上野原
笛吹 (延長1)1-1(延長0) 甲府東

サッカーバンク編集部
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