第99回全国高等学校サッカー選手権山梨県大会 準決勝
令和2年11月7日(土)、第99回全国高等学校サッカー選手権山梨県大会 準決勝の
2試合が、山梨中銀スタジアムで行われた。
第1試合は、今大会第1シードで昨年度優勝校の日大明誠と第4シードに入った山梨学院。
試合立ち上がりの前半7分、日大明誠はPKを得たが、山梨学院GK1熊倉が得点を阻止。逆に山梨学院は、前半33分、オウンゴールで先制する。


後半には、途中出場となったFW7笹沼がミドルレンジから豪快にシュートを決めた。
得点は2-0となったが、日大明誠も得点を奪いに行く姿勢は途切れない。
終盤に入り、これまでハードワークをやり続けているので足が痙攣する選手も出てきた。
それでも日大明誠は、連覇を賭け、山梨学院ゴールを目指した。
試合終了間際には、何度も山梨学院ゴールに襲いかかるも、得点を奪う事が出来なかった。
一方、山梨学院は、アディショナルタイムに1点を追加し、3-0とし決勝に駒を進めた。

準決勝第2試合は、準々決勝で第3シードとなっていた韮崎を破り、準決勝に進出した甲府商業と大会第2シードの日本航空。
試合開始1分、いきなり日本航空が、CKを得た。
セットプレーは、日本航空が得意とする得点チャンス。
準々決勝でも北杜から、立ち上がり1分にCKから先制している。
しかし、このチャンスは甲府商業GK1北島がパンチングで跳ね返し、得点を阻止した。
この流れでリズムに乗った日本航空は、甲府商業に襲いかかった。
甲府商業も集中して、日本航空の攻撃を押し返すも、セカンドボールを拾えず、
なかなか攻撃に移ることが出来なかった。

思う様にリズムが掴めない甲府商業だったが、12分に、深い位置から一挙にカウンター
攻撃をみせCKを得た。得点にはならなかったが、反撃の糸口を掴みかけた。
しかし17分、日本航空が前半4個目となるCKを得ると、甲府商業ゴール前に来たボールに、FW11高橋が合わせ、先制点を奪った。

1-0とした日本航空は、その後、追加点こそ奪えなかったが、甲府商業の攻撃に対し、
集中した守備をみせ、得点を許さないまま、試合終了を迎えた。
日本航空は、3年連続で決勝進出となった。
決勝戦は令和2年11月14日(土)、山梨中銀スタジアム、12:05キックオフ。
第99回全国高等学校サッカー選手権山梨県大会 準決勝結果
【準決勝】
日大明誠 0-3 山梨学院
甲府商業 0-1 日本航空
