山梨県 トピックス おみそ汁はスーパーフード

おみそ汁はスーパーフード

2017.3.21

おみそ汁はスーパーフード

ごはんはいろいろな栄養素を含んでいて腹持ちが良く、どんなおかずにも合わせやすいので、成長期のみなさんにはたくさん食べていただきたい主食です。毎日、ごはんをたくさん食べていますか?

今回はそのごはんの名パートナー「おみそ汁」のお話です。

実はおみそ汁ほど便利な料理はありません。肉・たまご・野菜・魚介類・いも類・きのこ類・海藻類など、ほとんどの食材が具に使えて、旬の食材で季節感を楽しむこともできます。また、具だくさんにすることで様々な栄養素を摂取することができるので、立派な一品料理にもなります。緑や橙、黄などの色を組み合わせて彩りを良くしたり、食材の切り方を変えるだけで見た目や食感も楽しめるので食欲も増進します。体調が悪いときに食べやすいのも利点ですね。

さて、おみそ汁の効果で忘れてはいけないのが「みそ」と「だし」の効果です。

みそは大豆を塩と麹で発酵させて、これら元の食材より更に栄養価の高い食品に変化させものです。発酵しているので酵母や乳酸菌、たんぱく質・イソフラボン・サポニン・酵素・食物繊維などを多く含み、丈夫な身体を作り、消化促進・整腸作用・老化防止・がん予防などに効果的です。おみそ汁というと「塩分が気になる」という方もいるかと思いますが、大量に食べるものではないですし、具にカリウムを多く含む緑黄色野菜や海藻類を組み合わせることによって、ナトリウムを体外に排出してくれます。

また、もうひとつの食材「だし」をうまく使うことによって様々な味を楽しむことができます。鰹節・いりこ・昆布・しいたけなどでだしをとっても良いですし、鰹節をそのまま具に使うだけでも充分に「うま味」を楽しめます。だしにはいろいろな種類のうま味成分「アミノ酸」が存在し、塩やみそだけでは味わえない美味しさがあるので、ぜひ試してみてください。だしはたんぱく質・ビタミン・カルシウム・マグネシウム・カリウム・亜鉛などを豊富に含みます。成長期に必要な栄養素はもちろん、疲労回復やエネルギーの産生、脳神経の保護に関与する成分もたくさんあります。鰹だしを継続的に摂取すると「緊張や怒りの感情が改善される」といった報告もあるようです。最近、ちょっとお疲れ気味だったりストレスを感じているようでしたら、おみそ汁で一息してみませんか?

みそ汁はお椀にみそと鰹節と具を入れてお湯を注ぐだけでも簡単に作れます。栄養満点、毎日の食事におみそ汁をうまく取り入れて、健康的な身体作りをしていきましょう。

 

高野紀子

高野紀子(たかののりこ) 東京都在住

「健康栄養からのスポーツ栄養」でアスリートの栄養を改善し、パフォーマンスを上げることを目的として活動中。
アスリート・ジュニアの選手・指導者・親御さんなど、スポーツに関わる全ての方に向け、スポーツ栄養セミナーを開講。また個々の状況に応じてサポートする、パーソナルアドバイスも行っている。
大学生と中学生、2児の母。

一般社団法人 日本スポーツ栄養コンディショニング協会マスター認定講師
フリーランス栄養士・薬膳マイスター・国際薬膳食育師(3級)

公式ホームページ「Nutri Athretico」
https://nutri-athretico.blogspot.jp/

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