山梨県 トピックス サッカーの本質「本質とはなにか?」

サッカーの本質「本質とはなにか?」

2014.12.5

近年、急速に日本サッカーが発展してきたことやインターネットの普及等でボーダレス化が進んだことによって、ヨーロッパサッカーのノウハウや最先端のサッカー理論を手軽に入手できるようになりました。それは日本にいる全てのサッカー関係者が実感していることだと思います。

高校サッカーに関わる多くの指導者が、世界のビッグクラブが行うトレーニング方法、またはアンダー世代の育成メソッドから刺激を受け、それを現場でアウトプットしている今。数年前よりも高校サッカー全体のクオリティが向上しているのは間違いないはずです。

ただ、どんなに優れた理論や最新のトレーニングメニュー等を実践し、またゲーム内容が向上したとしても、グラスルーツからA代表までカテゴリを問わず抱えている問題は、結局のところ全て同じ「決定力不足」であります。これもまた、多くのサッカー関係者が認識しているはずです。

数年前よりサッカーや選手を取り巻く環境は劇的に変化しているはず。しかしそれでは何故、抱えてる課題は何年も前から全く変わらず、また改善される気配もないのでしょうか。その原因のひとつに「サッカーの本質」を理解している指導者が少ないことが上げられると思います。

サッカーの本質とはなにか?

サッカーとはどういうスポーツでしょう?と答えると、恐らく殆どの方が「11人対11人でボールを奪い合い、ゴールの数を競うゲーム・・・」というようなことを考えるはずで、実際にその通りで間違いないと思います。つまり誰もが理解している通り、サッカーはゴールの数を競い合うゲームですから、シンプルに言うとサッカーの本質とは「ゴールを奪うこと」。ただこれだけになります。そんなの当たり前じゃないか、という方も多いと思いますが、現実問題として多くの校庭やピッチ、スタジアムで行われているのは、この本質からズレたサッカーが行われているのが現状です。

海外の指導者を日本に招くと、必ずとして「シュートが少ない」「積極性が足りない」という提言を頂くことになりますが、耳にタコができているほど聞いたフレーズなのに、一向に改善される余地がない。これはやはりサッカーの本質を多くの指導者、または選手が理解していないことの証明でしかありません。また、逆に言えばこの「本質」を理解してプレーするだけで、多くのプレイヤーのパフォーマンスが劇的に向上し、平凡な選手が怖い選手に変わります。僕自身、そういった経験をしてきましたし、そういった本質を理解したことで大きく変わった選手を多く見てきました。

この連載では5回に渡って、サッカーの本質とはなにか?また、どういったことを意識してトレーニングしていけばいいか?どんな選手がいい選手か?などをお伝えしてくつもりです。是非、指導者や選手だけでなく、保護者や友人など多くの方に読んで頂き、何かを考えるきっかけになればと思います。よろしくお願いいたします。

丸山龍也(まるやまりゅうや)

丸山龍也(まるやまりゅうや)1992年7月4日生

高校は定時制高校中退・通信制高校卒業という経歴。選抜歴や実績もない上、高校サッカーにもクラブユースにも所属しない状況ながら独自にプロの道を模索。国内では地域リーグ、海外ではブラジル、ベトナム、タイなど様々な国でプレーし、現在はスリランカチャンピオンズリーグでプレー。

ブログhttp://ryuya.asia

Twitter @maru_ryuya

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