平成30年度県下高校サッカー新人大会 優勝は帝京第三
平成30年度県下高校サッカー新人大会準決勝2試合が平成30年2月2日(土)に、日本航空グランドで行われた。
準決勝第2試合となった帝京第三と日本航空の試合は、
帝京第三が日本航空にPK戦の末、競り勝った。
試合は前半16分に日本航空MF10高橋がゴールを決め先制した。
帝京第三はボールを支配する時間は多いが、日本航空のしっかりした守備に苦しめられ決定機を作れない展開。
前半21分、24分、35分とフリーキックを得るが、いずれもゴールには結びつかなかった。
日本航空1-0でリードしての後半立ち上がり、帝京第三が日本航空守備陣の一瞬の乱れを突きMF8加藤が右から日本航空ゴール前に折り返すと中央でFW9平本が頭で合わすが、得点にはならず。
23分にも帝京第三FW9平本が日本航空ゴール右隅にシュートを放ったが、日本航空GK1小野のファインセーブにより得点を阻まれた。
33分には帝京第三MF14松本からのスールーパスにMF8加藤が日本航空DFラインの裏に飛び出し日本航空ゴールに迫る。
前半、日本航空の安定した守備に攻めあぐんでいた帝京第三だったが後半に入り、徐々にシュートまで行く回数が増えてきた。
そして迎えた試合終了間際の40分、帝京第三DF2内山が遂に同点ゴールを奪った。
そして1-1で延長戦に突入。
延長戦では互いにパワープレーとなったが得点にはならず、PK戦にもつれ込んだ。
PK戦では日本航空5人目を帝京第三GK1山田が阻み5-4で帝京第三が勝利し決勝に進んだ。
もう1試合の山梨学院と韮崎の試合は、前半2点、後半3点の計5点を奪い山梨学院が韮崎に勝利し決勝に駒を進め、決勝カードは山梨学院と帝京第三となった。
そして翌日の平成30年2月3日(日)に日本航空グランドで3位決定戦と決勝戦が行われた。
決勝戦は立ち上がり3分、4分と立て続けに山梨学院がコーナーキックを得るが決定機には結びつかなかった。
そして6分MF6関口が帝京第三DFの裏を取りシュートに行く。
また9分にもフリーキックを得るが得点には繋がらない。
立ち上がりから積極的に帝京第三ゴールを目指す山梨学院。
一方の帝京第三も12分にFW10星野がシュートを放つが、ゴール枠を捉えきれずボールはゴール左に流れた。21分にはコーナーキックを得るがチャンスにならない。
試合序盤は互角な試合展開となった。
その後も24分に右クロスから山梨学院FW10岡田、30分MF5高橋がドリブルから、31分にはMF8平松が帝京第三ゴールに襲いかかるが帝京第三GK1山田が好セーブを見せ山梨学院のゴールを阻止した。
今度はピンチを凌いだ帝京第三が反撃を見せる。
32分右クロスからの山梨学院ゴール前に入ったボールを1度ヘディングで折り返し、そのボールを帝京第三FW10星野が押し込み先制点を奪った。
また帝京第三は36分PKのチャンスを掴んだ。
キッカーはMF8加藤、落ち着いて山梨学院ゴール右隅に決め追加点をあげた。
2-0と帝京第三がリードし前半を終了し山梨学院が帝京第三を追いかける展開となった。
後半に入り最初にチャンスになったのは帝京第三。
左サイドからMF11山野がクロスを入れると、MF8加藤が胸で落としシュートに持って行く。しかしこれは山梨学院のDF陣が何とか対応してゴールを阻止した。
早い時間でまず1点が欲しい山梨学院。
帝京第三は2点をリードしているが、山梨学院の攻撃力を考えると、もう1点欲しいところ。
そして迎えた20分、山梨学院FW20米野がミドルレンジからシュートを放ち、帝京第三ゴールネットを揺らした。
これで2-1となり、帝京第三が1点リードとなる。
試合は両校攻守を繰り返し、まさに決勝戦に相応しい一進一退の展開となった。
試合はいよいよ終盤に差しかかった後半29分、追加点を帝京第三が奪った。
帝京第三は左サイドMF11山野を起点に帝京第三が得意ともいえる細かく速いパスを繋げ、
山梨学院DF陣の中央を見事に崩し、最後はMF8加藤が山梨学院ゴール左隅に決め3-1と
山梨学院を突き放した。MF8加藤は、この試合2点目となった。
その後も山梨学院は、帝京第三ゴールを目指すが得点できず試合は終了。
平成最後の平成30年県下高校サッカー新人大会は3-1で山梨学院を破り、帝京第三が優勝を勝ち取った。
また3位決定戦となった日本航空と韮崎の試合は、3-1で日本航空が勝利し3位日本航空となった。
平成30年度県下高校サッカー新人大会 準決勝・3位決・決勝結果
平成30年2月2日(土)
【準決勝】
山梨学院 5-0 韮崎
日本航空 (PK4)1-1(PK5)帝京第三
平成30年2月3日(日)
【3位決定戦】
韮崎 1-3 日本航空
【決勝戦】
山梨学院 1-3 帝京第三