第97回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会決勝結果
第97回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会決勝戦が平成30年11月10日(土)、
中銀スタジアムで12:05キックオフされた。
決勝戦は準決勝で今年度夏インターハイ全国優勝を果たした山梨学院を延長の末2-1で破り決勝の舞台に立った帝京第三と、やはり準決勝で日大明誠に3-1で快勝し決勝に進んだ日本航空との戦いとなった。
山梨県内は朝から快晴となり、正午の気温は20℃と選手達にとっては絶好のコンディションとなった。
キックオフは6年ぶり2度目の優勝を狙う日本航空。
前半たちが上がり、その日本航空が帝京第三に襲いかかった。
帝京第三は跳ね返すのが精一杯とも思えるほど日本航空の攻撃が威力を発揮した。
そして前半4分、帝京第三ゴール前で日本航空FW9稲見からのボールをDF6塚越が右足でシュートを決めた。
早い時間での先制ゴールとなった日本航空は、その後も追加点を奪う為、攻撃に拍車をかける。
一方の帝京第三は追いかける展開となったが、まだ試合は始まったばかり、まずは同点に追いつきたい。しかし、なかなかリズムに乗れず前半が終了した。
帝京第三がハーフタイムで上手く修正し後半に入れば、まだまだ逆転の可能性も十分にある。
そして後半突入、帝京第三は前半に比べセカンドボールを拾えるようになり、前半孤立ぎみだったFW9亀屋に対しMF10雨宮が絡めるポジションをとるようになり、攻撃の繋がりが出来た。それに加えてMF島袋も良い距離間で攻撃参加が出来るようになった。
しかしこれを日本航空DF陣が立ち向かい、帝京第三の決定機を潰していく。
なかなか日本航空ゴールを割れない帝京第三に対し、日本航空が逆襲を仕掛ける。
後半終了間際の39分、日本航空は、後半15分にMF8齊藤にかわり途中出場となったDF15加藤の左サイドからのボールを、中央にいたFW11坂本が帝京第三ゴール右に突き刺し追加点を奪った。
2点のリードを奪われた帝京第三に時間は少ししか残されていなかったが、時間がある限り日本航空ゴールを目指した。
しかし日本航空ゴールネットを揺らす事が出来ず、試合終了のホイッスルが中銀スタジアムに鳴り響いた。
その瞬間、日本航空が第97回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会出場全33校の頂点に立ち、平成年号最後となる第97回全国高校サッカー選手権大会への出場切符を手にした。
全国大会は、平成30年12月30日から平成31年1月14日開催予定となっている。
第97回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会決勝結果
【中銀スタジアム】
帝京第三 0-2 日本航空
【日本航空 大会戦績】
3回戦 3-0 富士河口湖
準々決勝 2-0 東海大甲府
準決勝 3-1 日大明誠
決勝 2-0 帝京第三